Shopee出店申請のやり方|4つの事業形態別に必要書類と入力手順を画像付きで解説
前回の記事(Shopee利用規約の3つのリスクと参入判断)でShopeeの利用規約を精査し、リスクを把握したうえで参入を決断しました。本記事では、その後に実行したアカウント申請のプロセスを、実際のキャプチャ画像とともに記録します。
筆者は法人として登録しましたが、個人事業主・個人の場合も基本的なフローは同じです。事業形態ごとに必要書類と入力項目が異なる部分のみ、パターン別に解説します。
この記事でわかること:
- Shopee Japan公式サイトからの申請フロー(全ステップ)
- 法人・個人事業主(インボイスあり)・個人事業主(インボイスなし)・個人の4パターン別必要書類
- 申請完了後の審査の流れと次のステップ
0. 事前準備:用意しておくもの
申請は一気に進めたほうがスムーズです。途中で書類を探して中断すると手間がかかるため、事前に以下を手元に用意してから始めることを推奨します。
- 法人の場合:法人番号、履歴事項全部証明書の写し(スキャンまたは実物写真)
- 個人事業主(インボイス登録あり)の場合:インボイス登録番号、適格請求書発行事業者の登録通知の写し
- 個人事業主(インボイス登録なし)・個人の場合:マイナンバーカード、運転免許証、パスポートのいずれか1点の写し、および本人と証明書が一緒に写ったスマートフォン撮影の写真(自撮り)
なお履歴事項全部証明書については、発行から3ヶ月以内という制限は設けられていないようです。筆者は発行から4年が経過したものを提出しましたが、問題なく審査を通過しました(2026年2月時点)。
Step 1:Shopee Japan公式サイトから申請開始
Shopee Japanのトップページにある「アカウント申請」をクリックします。
出典:Shopee Japan
法人番号の有無、氏名、電話番号、メールアドレスを入力します。セキュリティ認証として、簡単な設問への回答も求められます。設問内容はランダムのようで、私の場合は「タイの首都をカタカナで答えよ」でした。
出典:Shopee Japan
SMS認証について
携帯電話番号のSMS認証では、ハイフンなし・数字のみで入力します。国番号(+81)の追加や、先頭の「0」を省略する必要はありません。通常の日本の携帯番号をそのまま入力してください。
出典:Shopee Japan
Step 2:基本情報の入力(事業形態別)

出典:Shopee Japan
申請フォームでは、まず自身の事業形態を以下の4つから選択します。
- 法人
- 個人事業主(インボイス登録あり)
- 個人事業主(インボイス登録なし)
- 個人(開業届なし)
選択した事業形態によって必要書類と入力項目が変わりますが、基本的なフローは共通です。以下、パターンごとに解説します。
法人の場合

出典:Shopee Japan
以下の情報を入力・アップロードします。
- 取扱商品の属性(カテゴリー)を選択
- 会社名(英語表記)
- 法人番号
- 履歴事項全部証明書の写し(スキャンまたは実物写真)
- 担当者の携帯番号(先頭の0を含む11桁)
個人事業主(インボイス登録あり)の場合

出典:Shopee Japan
以下の情報を入力・アップロードします。
- 取扱商品の属性(カテゴリー)を選択
- インボイス登録番号
- 担当者名(英語表記)
- 個人名(英語表記)
- 適格請求書発行事業者の登録通知の写し(PDF)
- 担当者の携帯番号(先頭の0を含む11桁)
個人事業主(インボイス登録なし)の場合

出典:Shopee Japan
出典:Shopee Japan
以下の情報を入力・アップロードします。
- 取扱商品の属性(カテゴリー)を選択
- 担当者名(英語表記)
- 所持している身分証明書の種類を選択(パスポート・運転免許証・マイナンバーカード)
- マイナンバーの入力
- マイナンバーカードの写し(PDF)
- マイナンバーカードと本人が一緒に写った写真(スマートフォンでの自撮り)
- 担当者の携帯番号(先頭の0を含む11桁)
個人(開業届なし)の場合

出典:Shopee Japan
出典:Shopee Japan
以下の情報を入力・アップロードします。
- 取扱商品の属性(カテゴリー)を選択
- 担当者名(英語表記)
- 個人名(英語表記)
- 所持している身分証明書の種類を選択(パスポート・運転免許証・マイナンバーカード)
- 選択した身分証明書の番号入力
- 身分証明書の写し(PDF)
- 身分証明書と本人が一緒に写った写真(スマートフォンでの自撮り)
- 担当者の携帯番号(先頭の0を含む11桁)
ここから下は全パターン共通

出典:Shopee Japan
担当者のメールアドレス認証を行います。届いた認証コードをフォームに入力してください。
出典:Shopee Japan
次に「配送地」を選択します。この項目は公式の説明がなく判断しにくい部分ですが、筆者は自社の所在地(関西圏)に合わせて「大阪」を選択しました。居住地・倉庫所在地に合わせて選択すれば問題ないと考えられます。
Step 3:販売実績の入力

出典:Shopee Japan
国内・海外での販売実績の有無と規模を入力します。「国内EC」または「越境EC」のいずれかを選択します(両方同時は選択不可)。
国内ECのみの場合

出典:Shopee Japan
出典:Shopee Japan
販売中のプラットフォームを選択し、月間売上額・ECショップURL・一元管理システムの有無・販促費の割合を入力します。
越境ECのみの場合

出典:Shopee Japan
出典:Shopee Japan
越境EC販売地域・プラットフォーム・月間取引金額・ショップURL・一元管理システムの有無を入力します。
なお筆者はいずれの実績もないため「EC経験なし」を選択しました。経験なしであることが審査で不利に働くことはないようです。
出典:Shopee Japan
続いて、出品予定のカテゴリーと商品数を選択します。
出典:Shopee Japan
出典:Shopee Japan
入力フォームの下部にShopeeからのお知らせが記載されています。キャンペーン情報や初期サポート内容が含まれる場合があるため、目を通しておくことを推奨します。
出典:Shopee Japan
Step 4:利用規約への同意

出典:Shopee Japan
最終ステップとして利用規約への同意を求められます。メール認証の段階でも一度同意していますが、ここで改めて確認が入ります。
出典:Shopee Japan
規約の途中から英語表記に切り替わる箇所があります。この部分の詳細と注意点については、前回の利用規約解説記事で整理しています。登録前に一度確認しておくことを推奨します。
出典:Shopee Japan
「メインアカウントの利用規約」として表示される画面の内容は、前の規約と同一です。
申請完了と審査の流れ

出典:Shopee Japan
再度メールアドレスからコード認証を行い、申請ボタンを押すと提出完了です。
出典:Shopee Japan
フォーム提出後、2〜3営業日以内にShopeeから審査結果のメールが届きます。承認メールが届いた後は、開設を希望するマーケット(台湾・タイ・マレーシアなど)を選択し、各マーケットのストア設定に進みます。
申請が通った後にやること
ここまでが申請の手順です。
実際に売れる状態になるまでにはもう少し続きがありますので、私が実際に経たプロセスを参考までに書いておきます。
アカウント申請〜開設まではおよそ2日
公式サイトからの申請そのものは、早ければ2日ほどで完了しました。書類に不備がなければ、そこまで待たされることはないと思います。
開設後、30日以内に5点以上の出品が必要
「アカウント開設完了」のメールが届くと、次に求められるのは出品作業です。
私はてっきりお金の受け取り口を先に整えるものだと思っていたのですが、まずは出品です。受取口座の設定ではありません。
そして、ここが一番注意していただきたい点なのですが、この
「アカウント開設完了」メールを受け取ってから30日以内に5点以上の出品が確認できない場合、登録したアカウントが無効になる可能性があります。
申請が通って一息ついているとうっかり過ぎてしまいそうな期限なので、少なくとも5点の商品リストは開設前からある程度決めておいた方が安全だと思います。
出品の操作そのものは、承認されたその日からできる
出品の操作自体は特別なものではありません。
画像・商品名・商品説明・発送方法・価格を設定するだけで出品できます。楽天やYahoo!、Amazon出品などを触ったことがある方なら、迷う場面はほとんどないと思います。
承認されたその日から出品可能なので時間がかかるのは操作ではなく、その前の準備の方かもしれません。
先に用意しておくと楽なもの
振り返ってみて、先にやっておけばよかったと思うものが2つあります。
1つ目は商品説明の翻訳です。
翻訳機能があったはずですが、日本語のままだと翻訳揺れする可能性が十分あるので可能であれば先に英語か販売先の現地の言葉にしておいた方が安心だと思います。
何より、先に訳しておくと出品作業がだいぶ楽になります。
2つ目は現地での相場を調べておくことです。
高めに出すのか安めに出すのか、その判断をするにも基準が要ります。同じ商品が現地でいくらで並んでいるのかを見ておかないと価格の決めようがありません。
ただ、この相場のリサーチにもVPNがあった方がいいです。
日本のIPアドレスのままだと、現地のShopeeを見ようとしてもアカウント登録の画面に飛ばされてしまうことがあります。私も実際にそれで止まりました。
そのあたりの検証は「日本のIPではShopee台湾で検索すらできない——NordVPNを越境ECの実務で使った記録」にまとめています。
そのあとが受取口座(Payoneer)の連携
出品ができるようになったら、次は売上を受け取るための口座の連携です。
私が完全に止まったのがここでした。
受取口座にPayoneerを登録しようとすると「しばらくしてから再度お試しください」というエラーが出る。文面どおりに受け取って時間をおいて試す、というのを繰り返して、それだけで1週間ほど引っ張られました。
結果としてはもっと長引くのですが、原因と解決までの手順はShopeeのPayoneer連携がエラー(RpcInvokeException)で進まない|原因3つと解決手順に全部書きました。
同じエラーで止まっている方は、そちらを見ていただいた方が早いと思います。
Payoneer側でも本人確認があり、免許証(またはパスポート)と自撮りに加えて、住民票の提出まで求められます。
役所やコンビニに行く必要があるので、ここは当日中には終わらない前提でいた方がいいです。
売れると困る間はバケーションモード
Payoneer連携でつまづいている間はバケーションモードを設定しました。
万一にもPayoneerの連携ができていない状態で商品が売れてしまうと、代金を受け取る先が無いことになってしまうためです。
設定も解除も任意のタイミングでできるので、準備が整うまでの安全策として使えます。
出品はしておきたいけれど受け取りの体制がまだ、という時期には便利だと思います。
まとめ
申請フォーム自体は難しくありません。日本国内のECプラットフォームへの出店申請と手順はほぼ同じで、フォームの指示に沿って入力・書類をアップロードするだけです。
事前に書類を揃えてから始めれば、申請作業自体は30分程度で完了します。
申請前に利用規約の内容を把握しておきたい方は、こちらの記事も参考にしてください。Shopee利用規約の3つのリスクと参入判断の根拠
また、海外とのやり取りにおける通信セキュリティの確保については、以下の記事で主要VPNサービスを比較しています。
越境ECで使うVPNサービスの基礎知識と4サービス比較
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