日本で消耗するあなたへ。
「楽に稼げる」という嘘にいつまで搾取され続けますか?
私がこの記事を書くに至ったのは「勤勉さ」や「誠実さ」を持っているセラーが、
狭い日本市場でモラルのない情報商材屋によって食い物にされている現状に強い憤りを感じているからです。
「スマホ1台でポチポチ稼ぐ」「思考停止で出品するだけ」……
そんな甘い言葉で粗悪なノウハウを売りつける業者たちがどれほどあなたの大切な時間と資金を奪ってきたでしょう。
今回も感情論ではなくシンプルに「事実」をお話しします。
次にどこへ向かうべきか論理的に理解できるはずです。

1. 誠実なあなたが「泥船」で席を奪い合う必要はない
まず、私たちが戦っているフィールドの現状を直視しましょう。
日本市場が縮小していることはご存知かと思いますが、世界の「規模感」と比較したことはありますか?
最新の市場データによると、衝撃的な事実が明らかになっています。
中国の広東省、江蘇省、山東省。このたった「3つの省」の合計経済規模が日本を超えています。
隣国のたった一部の地域だけで、日本一国の経済力を凌駕しているのです。
さらに言えば、北京などを含む13の省・直轄市はそれぞれ単独でタイ一国の経済規模を上回っています。
あなたは日本のフリマアプリで数百円の利益のために値下げ合戦をし、
疲弊している場合ではありません。
あなたが必死に守っているその席は、残念ながら沈みゆく船の座席です。
世界に目を向ければEC市場は前年比11.0%で成長し続け、消費者の可処分所得も回復傾向にあります。
努力をするなら「報われる場所」でするべきです。
それが論理的な選択というものです。

2. 「日本人なら勝てる」という幻想を捨てる
しかし誤解してはいけません。
私は「海外なら楽勝だ」などという無責任なことを言うつもりは毛頭ありません。
海外の消費者、特にトレンドを牽引するZ世代は、日本の消費者よりも遥かにシビアでクレバーであるといえます。
具体例として中国での例を挙げると、
- 彼らは「ただの商品」を買いません。
「悦己(自分自身の満足)」を重視し、商品が自分にどのような「癒し」や「文化」をもたらすかを厳しく見極めます。 - 彼らは「情弱」ではありません。
購入前に複数の情報源を比較検討し、慎重に意思決定を行います。
つまり、適当なリサーチで「日本で余ったものを横流しすればいい」というような
舐めた態度のセラーは即座に淘汰されます。
私が怒りを感じているのは、こうした世界の厳しさを伝えず
「海外輸出は簡単」と吹聴するコンサルタントたちに対してです。
世界市場で求められているのは小手先のテクニックではなく、顧客のニーズを深く理解する「マーケティング能力」と「誠実さ」なのです。

3. 武器を持たない冒険は、ただの「自殺行為」
最後に、最も重要な「守り」の話をします。
世界市場、特に中国の巨大市場はチャンスも大きいですが「ルール」も厳格です。
もはや昔のようにザルではありません。
例えば、ステルスマーケティング規制。
中国では「インターネット広告管理弁法」により、日本以上に広告表現への規制が徹底されています。知らずに虚偽や誇大表現を使えば、アカウント停止どころか法的な責任を問われます。
また、商標の問題もあります。
悪意ある第三者に商標を勝手に登録される「冒認登録」のリスクも常につきまといます。
「怖い」と感じましたか?
その恐怖心こそがあなたの最大の武器です。
無知な業者は、このリスクを無視して突撃させ無駄な犠牲を生みます。
しかし知っていれば「法規制」という地図を持って進むことができます。
結論:揺さぶられた感情のまま行動するな
私があなたに伝えたいことは一つです。
「モラルのない業者が跋扈する狭い市場からは抜け出し、データとロジックを基に世界の市場へ進んでください」
そこは決して楽園というわけではなく、厳しい競争があります。
しかし「正当な努力」が「正当な対価」として返ってくるチャンスがあります。
感情で動くのはもう終わりです。
データとロジック、ツールを使い切り開いてきましょう。